「介護の仕事、もうしんどい」「私って向いていないのかも」と感じて、気持ちがいっぱいいっぱいになっていませんか。
私も介護職として働いていたころ、うまくできない自分に落ちこんで、「辞めたい」と何度も思ったことがありました。
この記事では、以下のことがわかります。
この記事でわかること
- 介護職に向いてないと感じやすい理由と本当の原因
- 辞めたい気持ちが強いときに見直したい判断ポイント
- 今の職場で続けるか、環境を変えるかを考えるコツ
それでは、詳しく見ていきましょう。
目次
介護職に向いてないと感じる理由を整理してみよう

介護職に向いてないと感じるときは、自分の性格だけが原因とは限りません。
このセクションでは、以下のポイントをお伝えします。
- やさしすぎて抱えこみやすい
- 体力や気持ちの負担が大きい
- 今の職場が合っていないだけのこともある
それでは、順番に見ていきましょう。
やさしすぎて抱えこみやすい
介護職に向いてないと感じる方の中には、やさしすぎる方が少なくありません。
利用者さんにもっとしてあげたい、ご家族の気持ちにも応えたいと思うほど、自分の中に「できなかった」が積み重なってしまいますよね。
- 一人ひとりにていねいに関わりたくて時間が足りなくなる
- 利用者さんの言葉を真正面から受け止めてしまう
- 周りに頼るより自分で何とかしようとしてしまう
- できなかった支援を家に帰ってからも引きずってしまう
私も現場にいたころ、バタバタした勤務の中で「もっとちゃんと関わりたかった」と落ちこむことがよくありました。
でも、それは介護に向いていないからではなく、責任感が強く、相手を大切にしたい気持ちがあるからこそ起きやすいしんどさでもあります。
まずは「やさしいからつらいこともある」と知るだけでも、自分の見え方が少し変わるはずです。
体力や気持ちの負担が大きい
介護職を辞めたいと感じる理由として、体力面と精神面の負担はやはり大きいです。
介護労働安定センターが2025年7月28日に公表した令和6年度介護労働実態調査では、介護労働者の仕事上の悩みとして「人手が足りない」49.1%、「仕事内容のわりに賃金が低い」35.3%、「身体的負担が大きい」24.6%、「精神的にきつい」22.5%が挙がっています。
参考:公益財団法人介護労働安定センター 「介護労働実態調査」
- 移乗や入浴介助で腰や肩に負担がかかる
- 夜勤や早番遅番で生活リズムが乱れやすい
- 人手不足で休憩や記録の時間まで圧迫される
- 利用者さんやご家族、職員間の人間関係で消耗する
この数字を見ると、あなた一人が弱いわけではなく、介護現場そのものにしんどさが生まれやすい背景があるとわかります。
「辞めたい」と思うのは甘えではなく、今の働き方に体や心が正直に反応しているのかもしれません。
今の職場が合っていないだけのこともある
介護職に向いてないと感じても、実は介護そのものではなく今の職場が合っていないだけのこともあります。
同じ介護職でも、特養、老健、デイサービス、訪問介護、有料老人ホームでは忙しさも関わり方もかなり違いますよね。
- 利用者さんとゆっくり関わりたいのに施設で流れ作業になっている
- 夜勤がつらいのに夜勤中心の働き方になっている
- チーム連携が苦手ではないのに職場の空気が悪い
- 介護技術より人間関係のストレスで消耗している
介護の仕事はひとつではありません。
いま感じているしんどさが、仕事内容そのものなのか、勤務形態なのか、職場環境なのかを分けて考えることが大切です。
介護職を辞めたいと感じたときに先に考えたいこと

辞めたい気持ちが強いときほど、勢いだけで動く前に整理したいことがあります。
このセクションでは、以下のポイントをお伝えします。
- 限界サインが出ていないか確認する
- 何がつらいのか言葉にする
- 辞める以外の選択肢もいったん並べる
それでは、順番に見ていきましょう。
限界サインが出ていないか確認する
介護職を辞めたいと感じたら、まずは「このまま続けて大丈夫か」を確認してほしいです。
とくに心や体の不調が出ている場合は、キャリアの判断より先に休養や受診を優先したほうがよいことがあります。
- 出勤前に涙が出る、吐き気がする
- 眠れない、食欲がない、動悸がする
- 利用者さんにやさしくできない自分が怖い
- ミスが増えて事故につながりそうで不安
ここまで来ているなら、もう十分がんばっています。
介護の仕事は利用者さんの安全にも関わるため、無理して続けることが正解とは限りません。
「辞めるべきか」より前に、まずは休むべき状態ではないかを見てあげてください。
何がつらいのか言葉にする
「辞めたい」と感じるときは、気持ちが大きすぎて、何がいちばんつらいのか見えなくなりがちです。
紙でもスマホのメモでもよいので、しんどい理由を分けて書き出してみると整理しやすくなります。
- 仕事内容がつらいのか
- 人間関係がつらいのか
- 給与や休みなど条件面がつらいのか
- 体力的に続けるのがきびしいのか
ここがはっきりすると、取るべき行動も変わってきます。
たとえば人間関係が原因なら異動や転職が有効かもしれませんし、体力面なら夜勤なしの働き方や別職種の検討が現実的かもしれません。
「介護に向いてない」と大きくまとめるより、困りごとを小さく分けることが、気持ちを立て直す第一歩です。
辞める以外の選択肢もいったん並べる
辞めたいと感じたときは、頭の中が「続けるか辞めるか」の二択になりやすいです。
でも実際には、その間にいくつもの選択肢があります。
- 有給を使って少し休む
- 上司に相談して業務や勤務を調整する
- 同じ介護職でも別の施設形態に変える
- 介護経験を活かせる別職種を考える
いったん選択肢を広げると、「今すぐ全部を決めなくていい」と思えて気持ちが少し軽くなります
勢いで退職して後悔しないためにも、選べる道を見える形にしておくことが大切です。
介護職を続けるか迷うときにできる対処法

すぐに退職を決めなくても、しんどさを減らすためにできることはあります。
このセクションでは、以下のポイントをお伝えします。
- 一人で抱えこまない
- 働き方を見直してみる
- キャリアの相談先を使い分ける
それでは、順番に見ていきましょう。
一人で抱えこまない
介護職は責任感が強い方ほど、一人で何とかしようとしてしまいます。
でも、しんどい気持ちを抱えたまま働き続けると、視野がせまくなってしまうんですよね。
- 信頼できる先輩や上司に現状を話す
- 家族や友人に気持ちだけでも聞いてもらう
- メモに書いて、自分の本音を見えるようにする
- 外部の相談サービスも選択肢に入れる
相談したからといって、すぐ辞める必要はありません。
言葉にすることで、「本当は何に困っていたのか」が見えてくることも多いです。
まずは自分の中だけで結論を出そうとしないことが大切です。
働き方を見直してみる
今の職場をすぐ辞めなくても、働き方の調整で楽になることがあります。
もし相談できる環境があるなら、無理のないラインを探るのもひとつです。
- 夜勤回数を減らせないか相談する
- 異動でフロアやサービス種別を変えられないか確認する
- 時短勤務や非常勤を含めて検討する
- 体への負担が大きい業務の見直しを相談する
もちろん、職場によっては相談しても変わらないこともあります。
ただ、何が変えられて何が変えられないのかを確認すると、今の職場に残るか離れるかの判断がしやすくなります。
変えられない部分が多いなら、それは転職を前向きに考える材料になります。
キャリアの相談先を使い分ける
「辞めたいけれど、転職がいいのか、いったん整理したいだけなのか自分でもわからない」という方は多いです。
そんなときは、相談先を目的で使い分けると迷いにくくなります。
- 気持ちや方向性を整理したいならキャリア相談
- 具体的に求人を探したいなら転職サービス
- 心身の不調が強いなら医療機関や公的相談窓口
「まだ転職すると決めていないけれど、今後を整理したい」という段階なら、coacheeのようなキャリア相談を使うのも方法です。
自分のキャリアをじっくり考えたい方は、コーチングを活用するのもひとつの方法です。
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気持ちを整理してから動きたい方にとって、いきなり求人を見るより、先に考えを言葉にする時間はとても大切です。
介護職を辞めたいなら転職で環境を変えるのもあり

介護職を辞めたいと感じる原因が職場環境にあるなら、転職で楽になる可能性は十分あります。
このセクションでは、以下のポイントをお伝えします。
- 転職を考えたほうがよいケース
- 介護職の経験を活かしやすい選択肢
- 求人サービスを使うメリット
それでは、順番に見ていきましょう。
転職を考えたほうがよいケース
介護職を辞めたい気持ちが一時的な疲れではなく、職場の問題から来ているなら、転職を考えるのは自然なことです。
とくに次のような状態なら、無理に今の職場にとどまらないほうがよいことがあります。
- 相談しても人手不足や勤務のきつさが改善しない
- ハラスメントや強い人間関係ストレスがある
- 有給が取れず、休むことに罪悪感を持たされる
- 体調をくずしても配慮が得られない
こうした環境でがんばり続けると、「向いていない」のではなく「消耗しきってしまう」状態になりやすいです。
あなたが悪いのではなく、離れたほうがよい職場も確かにあります。
介護職の経験を活かしやすい選択肢
介護職を辞めたいと感じても、介護経験そのものが無駄になることはありません。
現場経験があるからこそ活かせる仕事もたくさんあります。
- 同じ介護職でも別の施設形態へ転職する
- 訪問介護やデイサービスなど夜勤のない職場を選ぶ
- 介護事務や相談員など周辺職種を目指す
- 将来的にケアマネなど資格職へ広げる
私も現場から少し離れた働き方を経験したことで、介護の知識や視点はむしろ強みになると感じました。
「辞める=ゼロからやり直し」ではなく、今までの経験を活かして場所を変えるという考え方で見てみると、選択肢は思っているより広いです。
求人サービスを使うメリット
転職を具体的に考え始めたら、一人で求人票を見比べるだけではわかりにくいこともあります。
介護専門の転職サービスを使うと、職場の特徴を整理しながら探しやすくなります。
- 介護職向けの求人をまとめて比較しやすい
- 希望条件に合う職場を探しやすい
- 夜勤の有無や施設形態などで絞り込みしやすい
- 今の職場と比べながら冷静に判断しやすい
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今すぐ応募しなくても、求人を見て「こういう働き方もあるんだ」と知るだけで気持ちが楽になることがあります。
介護職からの一歩はあなたのペースで考えて大丈夫

介護職に向いてないのかも、辞めたいかもと思うと、自分を責めてしまいやすいですよね。
でも、その気持ちはあなたが弱いからではなく、今の働き方や環境が合っていないサインかもしれません。
この記事のまとめ
- 介護職に向いてないと感じても、職場環境が原因のことは多い
- 辞めたい気持ちが強いときは、まず限界サインを見逃さない
- 気持ちの整理にはcoachee、求人探しには介護求人ラボと使い分けると動きやすい
- 介護経験は転職やキャリアの中で十分に活かせる
もし今、何から始めたらよいかわからないなら、まずは自分の気持ちを整理することからでも大丈夫です。
方向性を言葉にしてから動きたい方はcoachee、具体的に職場を見比べたい方は介護求人ラボを活用して、あなたに合う次の一歩を探してみてください。
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