介護転職ノウハウ

介護転職の志望動機は面接でどう伝える?自分らしく話すコツを解説

2025年4月4日

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介護転職の志望動機は面接でどう伝える?自分らしく話すコツを解説

「介護転職の面接で、志望動機をどう話せばいいのかわからない」と不安になることがありますよね。

私も介護職からケアマネ、介護事務へと働き方を変える中で、志望動機を面接でどう伝えれば自分らしさが伝わるのか、何度も迷いました。

この記事では、以下のことがわかります。

この記事でわかること

  • 面接で志望動機を見られるポイント
  • 未経験者と経験者それぞれに合う伝え方のコツ
  • そのまま話す練習に使いやすい例文とNG例
  • 面接でぶれずに話せるようになる整理のコツ

それでは、詳しく見ていきましょう。

面接で志望動機を伝える前に押さえたい基本

介護転職の志望動機は、うまく話そうとすることよりも、あなたがなぜ介護を続けたいのかをわかりやすく伝えることが大切です。

このセクションでは、以下のポイントをお伝えします。

  • 志望動機で見られているポイント
  • 採用担当者に伝わりやすい3つの要素
  • 転職理由との違い

それでは、順番に見ていきましょう。

志望動機で見られているポイント

面接で志望動機を聞かれるときは、きれいな言い回しよりも仕事への考え方職場との相性が見られています。

採用する側は、すぐ辞めないか、利用者さんにていねいに向き合えるか、チームで働けるかを知りたいのです。

  • なぜ介護の仕事を選ぶのか
  • なぜその施設や事業所で働きたいのか
  • これまでの経験をどう活かせるのか
  • 入職後にどんなふうに働きたいのか

志望動機は、自分の思いと応募先の特徴をつなぐ話だと考えると、面接でもまとまりやすくなります。

採用担当者に伝わりやすい3つの要素

伝わる志望動機には、共通してきっかけ活かせる経験応募先を選んだ理由の3つが入っています。

この3つがそろうと、気持ちだけでなく具体性も出るので、面接官にも伝わりやすくなります。

  • きっかけ:介護に関心を持った出来事や考え
  • 経験:介護職としての経験、または前職で培った強み
  • 理由:応募先の理念、ケア方針、施設形態への共感

たとえば「人の役に立ちたい」だけでは、どの職場でも言えてしまいますよね。

そこに認知症ケアに関わってきた経験や、少人数でゆっくり関われる施設を希望している理由などを足すと、一気にあなたらしさが出ます。

転職理由との違い

志望動機と転職理由は似ていますが、同じではありません。

転職理由は「今の職場を離れたい背景」、志望動機は「次の職場でどう働きたいか」を伝えるものです。

  • 転職理由:体力面が不安、人間関係に悩んだ、夜勤がむずかしい
  • 志望動機:日勤中心で長く働きたい、利用者さんとじっくり関わりたい
  • 共通点:どちらも一貫していると説得力が出る

志望動機を伝えるとき、不満を並べるだけでは前向きに見えません。

辞めたい理由をそのまま出すのではなく、次にかなえたい働き方に言い換えることが、介護転職ではとても大切です。

面接前に整理しておきたい3つのポイント

志望動機は、いきなり話そうとするよりも、順番に整理したほうがずっと伝えやすいです。

このセクションでは、以下のポイントをお伝えします。

  • 介護を続けたい理由を言葉にする
  • 自分の経験と強みを棚卸しする
  • 応募先ならではの魅力を見つける

それでは、順番に見ていきましょう。

1.介護を続けたい理由を言葉にする

まずは、あなたがどうして介護の仕事をしたいのか、または続けたいのかを、短い言葉でいいので整理してみましょう。

最初から整った答えにしなくて大丈夫です。面接で話す土台になる気持ちを見つけることが先です。

  • 利用者さんの生活を支える仕事にやりがいを感じる
  • 一人ひとりに合わせたケアを大切にしたい
  • 今までの介護経験を別の形で活かしたい
  • 現場に近い仕事を続けながら働き方を見直したい

私も転職を考えたとき、「何がいやだったか」よりも、「どんな支え方をしたいか」を整理したことで、面接でも落ち着いて話せました。

志望動機の土台は、あなた自身の思いです。ここがはっきりすると、面接での受け答えもぶれにくくなります。

2.自分の経験と強みを棚卸しする

次に、これまでの経験の中から応募先で活かせるものを探します。

介護経験がある方は業務内容を、未経験の方は前職や日常の経験を整理すると、強みが見えてきます。

  • 身体介助や生活支援で工夫してきたこと
  • 記録、申し送り、家族対応で意識してきたこと
  • 接客、販売、事務などで培った対人対応力
  • 忙しい場面でも落ち着いて動ける力
  • チームで役割分担しながら働いた経験

介護の現場では、利用者さんの変化に気づく観察力や、職員同士で連携する力がとても大事です。

あなたが当たり前にやってきたことでも、別の職場ではしっかりした強みとして評価されることがあります。

3.応募先ならではの魅力を見つける

最後に、その施設や事業所を選んだ理由を入れます。

ここがないと、どこにでも通じる志望動機になりやすいので注意したいところです。

  • 理念やケア方針に共感した
  • ユニット型など施設形態が自分に合っている
  • 教育体制や研修制度が整っている
  • 地域密着で利用者さんと長く関われる

たとえば特養は特別養護老人ホームのことで、中長期で入所される方が多い施設です。

デイサービスや訪問介護とは関わり方が変わるので、施設形態の特徴を理解したうえで話すと、志望動機に深みが出ます。

面接での伝え方を経験別に紹介

ここからは、そのまま面接練習に使いやすいように、経験別の伝え方を紹介します。

このセクションでは、以下のポイントをお伝えします。

  • 未経験から介護職に転職する場合の伝え方
  • 介護経験者が別の職場へ転職する場合の伝え方
  • ブランクがある場合の伝え方

それでは、順番に見ていきましょう。

未経験から介護職に転職する場合の伝え方

未経験の場合は、介護の実務経験がないことを気にしすぎなくて大丈夫です。

大切なのは、介護に関心を持った理由と、前職の経験をどう活かしたいかを結びつけることです。

場面面接での伝え方
未経験の基本形前職では接客業として、お客様の立場に立って対応することを大切にしてきました。
高齢の方と接する機会も多く、相手の気持ちに寄り添う仕事にやりがいを感じるようになりました。
今後は介護の仕事を通して、利用者さまの日々の生活を支える存在になりたいと考え、志望しております。
家族介護の経験あり家族の介護を手伝った経験から、日常生活を支えることの大切さとむずかしさを実感しました。
その経験をきっかけに、介護を専門的に学びながら働きたいと考えるようになりました。
利用者さま一人ひとりにていねいに関われる職場で成長したいと思い、志望しております。

未経験の方は、背伸びをして知識をアピールするより、学ぶ姿勢人と関わる力をていねいに伝えるほうが自然です。

「未経験ですが早く戦力になります」と断言するより、研修を通して着実に身につけたいと伝えるほうが誠実さが出ます。

介護経験者が別の職場へ転職する場合の伝え方

経験者は、これまでの業務内容に触れつつ、なぜ次の職場を選ぶのかを具体的にすることが大切です。

単なる不満の転職に見えないように、今後の働き方を中心にまとめると伝わりやすくなります。

場面面接での伝え方
施設経験ありこれまで特別養護老人ホームで身体介助や生活支援、記録業務に携わってきました。
その中で、利用者さま一人ひとりとより深く関わるケアをしたい気持ちが強くなりました。
少人数で個別性を大切にするケア方針に共感し、これまでの経験を活かしながら、よりていねいな支援を行いたいと考え、志望しております。
デイサービスから転職デイサービスでレクリエーションや送迎補助、日常生活支援に携わる中で、利用者さまの在宅生活を支えるやりがいを感じてきました。
今後は生活全体をより深く支えられる環境で経験を広げたいと考えています。
貴施設の地域とのつながりを大切にする姿勢に魅力を感じ、志望しております。

経験者は、何をしてきたかだけでなく、その経験から何を感じたかまで話すと印象が変わります。

私も転職時には、業務内容を並べるだけでなく、「次はどう関わりたいか」まで言葉にしたことで話しやすくなりました。

ブランクがある場合の伝え方

育児や介護、体調面などでブランクがある場合も、必要以上に引け目を感じなくて大丈夫です。

離れていた期間に何を考え、どういう働き方なら続けられそうかを伝えることが大切です。

  • ブランクの理由は簡潔に伝える
  • 復職したいと思ったきっかけを入れる
  • 無理のない働き方を希望する理由も前向きに表現する

例文

家族の事情で一度介護現場を離れましたが、改めて人の生活を支える仕事にやりがいを感じ、復職を希望しています。これまでの経験を活かしながら、日勤帯を中心に長く働ける環境で利用者さまに寄り添いたいと考えています。

無理をしない働き方を選ぶことは逃げではなく、長く続けるための工夫です。その視点で伝えると自然です。

施設ごとに面接で伝えるポイントは変わる

同じ介護職でも、施設形態によって求められる関わり方はかなり違います。

このセクションでは、以下のポイントをお伝えします。

  • 特養・老健の面接で伝えたい視点
  • デイサービスの面接で伝えたい視点
  • 訪問介護の面接で伝えたい視点

それでは、順番に見ていきましょう。

特養・老健で伝えたい視点

特養や老健では、生活全体を支える視点や、多職種との連携が大切になります。

老健は介護老人保健施設のことで、在宅復帰を目指す支援に力を入れる施設です。

  • 利用者さんの日常を長く支えたい
  • 身体介助だけでなく生活全体を見たい
  • 看護職やリハ職との連携を大切にしたい
  • 状態変化に気づける観察力を活かしたい

長期入所の方が多い施設では、信頼関係を少しずつ築いていく姿勢が伝わるとよい印象につながります。

じっくり関わる介護をしたいという思いがある方は、相性がよい施設形態として面接でも伝えやすいでしょう。

デイサービスで伝えたい視点

デイサービスでは、利用者さんが日中を安心して楽しく過ごせるよう支える視点が大切です。

在宅生活を続けるための支援という役割もあるため、明るさだけでなく観察力家族との連携も求められます。

  • 利用者さんの楽しみや意欲を支えたい
  • コミュニケーションを通して変化に気づきたい
  • レクリエーションや機能訓練補助に関わりたい
  • ご家族ともていねいに関係を築きたい

私が現場で感じていたのは、デイサービスは「にぎやかそう」だけでは務まらないということです。

その人らしい在宅生活を支える視点を入れると、志望動機がぐっと深くなります。

訪問介護で伝えたい視点

訪問介護では、一人で利用者さん宅にうかがう場面が多いため、責任感柔軟な対応力が重要です。

限られた時間の中で必要な支援を行うので、相手の生活に合わせた関わり方が求められます。

  • 生活歴や価値観を尊重したい
  • 利用者さんの暮らしの場で支えたい
  • 一対一の関わりを大切にしたい
  • 報連相を徹底し、安心して任せてもらえる職員を目指したい

訪問介護は、施設介護とは違って、その方の生活空間に入る仕事です。

自立支援、つまりできることを大切にしながら支える姿勢を入れると、訪問介護らしい志望動機になります。

面接で避けたい志望動機の伝え方

せっかく気持ちがあっても、伝え方によってはもったいない印象になることがあります。

このセクションでは、以下のポイントをお伝えします。

  • 抽象的すぎる表現
  • 条件面だけが中心になっている表現
  • 前職への不満が強すぎる表現

それでは、順番に見ていきましょう。

抽象的すぎる表現

「人の役に立ちたい」「笑顔にしたい」だけでは、気持ちは伝わっても、あなたならではの理由が見えにくいです。

抽象的な言葉は、具体的な経験や場面とセットにすると伝わりやすくなります。

  • NG例:人の役に立ちたいからです
  • 改善例:利用者さまの生活に寄り添える仕事にやりがいを感じたからです
  • 改善例:前職で高齢のお客様対応をする中で、より深く関われる仕事をしたいと感じたからです

ひと言で終わらせず、なぜそう思ったのかまで添えることがポイントです。

短くても中身のある伝え方にすると、面接でも深掘りに答えやすくなります。

条件面だけが中心になっている表現

休日や給与、通勤距離は大切な条件ですが、それだけを強く話すと「自分都合の転職」と受け取られやすくなります。

条件面を入れる場合は、長く働くための理由として前向きに置き換えましょう。

  • NG例:家から近くて休みが多いから応募しました
  • 改善例:無理なく長く働ける環境で、利用者さまに安定して関わりたいと考え応募しました
  • 改善例:日勤中心の働き方で体調を整えながら、介護の仕事を継続したいと考えています

条件の話を完全に消す必要はありません。

働き続けるための工夫として伝えると、現実的で誠実な印象になりやすいです。

前職への不満が強すぎる表現

人間関係や業務量のつらさが転職のきっかけになるのは自然なことです。

ただし、前職への不満をそのままぶつけると、職場が変わっても同じように不満を抱えるのではと思われることがあります。

  • NG例:今の職場は人間関係が悪くて限界です
  • 改善例:連携しやすい環境で、利用者さまへの支援に集中したいと考えています
  • NG例:忙しすぎて介護が雑になっていました
  • 改善例:一人ひとりによりていねいに関われる職場を希望しています

本音がしんどさから始まっていても大丈夫です。

その気持ちを、次に求める環境へと言い換えることが、介護転職の志望動機では大切です。

面接で自分らしく志望動機を伝えるコツ

履歴書に書けても、面接になると緊張してうまく話せないことはよくあります。

このセクションでは、以下のポイントをお伝えします。

  • 丸暗記しすぎない
  • 1分程度で話せる形に整える
  • 深掘り質問に備える

それでは、順番に見ていきましょう。

丸暗記しすぎない

答えを一字一句覚えようとすると、少し詰まっただけで焦ってしまいます。

大切なのは、話す順番だけ決めておいて、自分の言葉で伝えることです。

  • きっかけ
  • 活かせる経験
  • 応募先を選んだ理由
  • 入職後の目標

この4つの流れを頭に入れておくと、多少言い回しが変わっても十分伝わります。

自分の言葉で話すほうが、気持ちのこもった受け答えになりやすいです。

1分程度で話せる形に整える

面接では、長すぎる説明よりも、要点がまとまっているほうが聞きやすいです。

最初は1分くらいで話せる形を目安にしておくと安心です。

  • 最初のひと言で結論を伝える
  • 背景となる経験を1つ入れる
  • 応募先に感じた魅力で締める

例文

利用者さま一人ひとりにていねいに関われる介護をしたいと思い、志望しております。
前職では特養で身体介助や生活支援を経験し、その中で個別ケアの大切さを感じてきました。
貴施設の少人数ケアの方針に共感し、経験を活かしながら成長したいと考えています働ける環境で利用者さまに寄り添いたいと考えています。

このくらいの長さだと、面接官にも伝わりやすく、追加質問にもつなげやすいでしょう。

深掘り質問に備える

志望動機は、そのあとに「なぜそう思ったのですか」と深掘りされることが多いです。

面接前に、答えの根っこをもう一段深く考えておくと落ち着いて話せます。

  • なぜ介護を続けたいのか
  • なぜこの施設形態なのか
  • 前職でどんなことを学んだのか
  • 入職後にどんな介護職を目指したいのか

私も転職活動では、答えを作り込むことよりも、その背景にある気持ちを整理しておくことがいちばん助けになりました。

志望動機は完成した答えより、説明できる中身があることのほうが大切です。

あなたらしい言葉なら、志望動機はきちんと伝わる

志望動機を考えていると、「これでいいのかな」と不安になるものです。

でも、完ぺきな言い回しより、あなたがどんな介護をしたいのかが伝わることのほうがずっと大切ではないでしょうか。

この記事のまとめ

  • 志望動機は「きっかけ」「経験」「応募先を選んだ理由」で整理すると作りやすいです
  • 未経験でも、前職の経験や学ぶ姿勢はしっかり強みになります
  • 前職の不満は、そのままではなく次にかなえたい働き方に言い換えるのがコツです
  • 面接では丸暗記より、自分の言葉で話せる状態を目指すと安心です

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志望動機は、応募先が見えてくると話しやすくなることも多いです。

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なお、厚生労働省の「介護従事者処遇状況等調査」では、介護職員の給与等の状況が継続的に公表されています。

数字だけで転職先を決めず、仕事内容や教育体制もあわせて確認することが大切です。

また、介護労働安定センターの「令和6年度介護労働実態調査」では、介護の職場環境や就業実態に関する調査結果が公表されています。

応募前に職場見学や情報収集を行い、自分に合う環境かを見きわめることが、長く働くための近道です。

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